ディープブルーム（2017年生、母タヤスブルーム）

ディープブルーム（2017年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部+母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時8歳）と交配したタヤスブルームが22歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はメイプルファーム。主な勝ち鞍は2020年の好きです笠松競馬。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

3月20日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 雨/不良）に出走。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

6月6日、中6週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

7月25日、中6週で迎えた4戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

9月11日、中6週で迎えた5戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュクスレジェンドに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアトレッドに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2021年）

1月16日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月13日、中7週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

4月11日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた10戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

7月17日、中9週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

9月11日、中7週で迎えた13戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

5歳（2022年）

1月15日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

2022年4月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。