メイショウユウダチ（2010年生、母メイショウスコール）

メイショウユウダチ（2010年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋夕立」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時9歳）と交配したメイショウスコールが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）磯野牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

7月22日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は416kg。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオメガファイターに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月2日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下のヤマボウシ賞（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

11月4日、中4週で迎えた4戦目は、2歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月2日、中3週で迎えた5戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、タプロームにクビ差交わされて2着に甘んじた。