ワンダーリバティー（1991年生、母ラブリースター）

ワンダーリバティー（1991年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオウインスパイアリング（当時5歳）と交配したラブリースターが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信岡牧場。戦績は、中央平地6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

6月4日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったストロングローラルを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のテイエムライデンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月4日、中5週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のシャンパンファイトに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

9月24日、中2週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の志摩特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって15着に敗れた。

4歳（1995年）

8月6日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。