ベルベストランナー（2021年生、母スイートレッドキャット）

ベルベストランナー（2021年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+最高+走者」。毛色は栗毛。種牡馬のリアルインパクト（当時13歳）と交配したスイートレッドキャットが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2024年のオパールカップ( M2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、宮崎俊也によって1,430万円で落札された。

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

6月18日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

10月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた5戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3歳（2024年）

1月20日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた8戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた10戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた11戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

7月7日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小崎綾也騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた15戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳M2のオパールカップ（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマイベネラブルをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月3日、中4週で迎えた16戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn2の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた17戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳A（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったミヤギヴァリアントに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。