ハヤブサピアーノ（2017年生、母ダイワチャーム）

Hayabusa Piano

2017.05.19

ハヤブサピアーノ（2017年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ピアノ」。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時14歳）と交配したダイワチャームが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部 牧場。主な勝ち鞍は2021年の花のまち鴻巣 ポピー賞(一般C2)。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月28日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったストレガに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月5日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

3歳（2020年）

2月9日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。

6月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4歳（2021年）

1月7日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、深谷市『ふっかちゃん』賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

5月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた9戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、大宮の盆栽賞（浦和ダート800m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた10戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた11戦目は、風神賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた12戦目は、カンナ特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた13戦目は、花のまち鴻巣 ポピー賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシグラップリンリンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月24日、中4週で迎えた14戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で秋元耕成騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた15戦目は、蓮田の梨・新高賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋元耕成騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた16戦目は、HBA日高軽種馬農業協同組合賞（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で秋元耕成騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

デビュー前

村田順一厩舎（川崎）へ入厩。

5歳（2022年）

2月1日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、初雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた18戦目は、麻原酒造素敵賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

8月14日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた20戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、フジバカマ特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた21戦目は、日高町商工会特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。