ゲンキチボン（2017年生、母サワノプリマベーラ）

Genkichi Bon

2017.05.31

ゲンキチボン（2017年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名愛称」。毛色は栗毛。種牡馬のエスケンデレヤ（当時10歳）と交配したサワノプリマベーラが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスマイルファーム。主な勝ち鞍は2020年の「わ!」がいっぱい品川賞(一般B3二)。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月11日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた2戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったプントファイヤーに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡巧也騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

7月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で木幡巧也騎手（7戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた12戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート2400m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた13戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

11月2日、中7週で迎えた14戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一十二（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたヒルノコルドバ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中2週で迎えた15戦目は、ガッチリポイント貯まる楽天競馬賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクローストゥミーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月11日、中2週で迎えた16戦目は、「わ!」がいっぱい品川賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のグリーンハイパワーをアタマ差振り切って制した。

12月29日、中2週で迎えた17戦目は、フジテレビ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2021年）

2月17日、中6週で迎えた18戦目は、日向坂賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた19戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた20戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、萌黄賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月14日、中2週で迎えた21戦目は、アーバンステージ卯月賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月17日、中4週で迎えた22戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、さつき賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

8月17日、約3か月の休み明けで迎えた23戦目は、ペリドット賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（6戦2勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた24戦目は、1991 水上バス・トゥインクル号賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（7戦2勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた25戦目は、紫苑賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（8戦2勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた26戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、オパール賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた27戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、秋晴賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた28戦目は、霜月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた29戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた30戦目は、おおとり賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5歳（2022年）

1月26日、中3週で迎えた31戦目は、汐見坂賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

デビュー前

三坂盛雄厩舎（大井）へ入厩。

2月9日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、日向坂賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は511kg。15頭立ての4番ゲートからスタート。競走除外となった。

3月10日、中5週で迎えた32戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。