ラガークリンソン（1985年生、母ライトスイング）

ラガークリンソン（1985年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時19歳）と交配したライトスイングが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は榊原幸吉。戦績は、中央平地21戦1勝2着1回、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

11月14日、デビュー戦は伊藤稔騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

11月28日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤稔騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

3歳（1988年）

1月17日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤稔騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で伊藤稔騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤稔騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で伊藤稔騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

4月16日、中7週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤稔騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤稔騎手（8戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた10戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤稔騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は岡潤一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したホクトボナンザにハナ差届かず2着に惜敗した。

9月10日、中6週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のパラストフリーオンに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡潤一郎騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

12月24日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡潤一郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡潤一郎騎手（8戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた20戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡潤一郎騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岡潤一郎騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

4月9日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハグロルビーに1馬身の差をつけて2勝目を収める

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、レグルス（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田由之騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた25戦目は、レグルス（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松田由之騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。