トウショウカズン（1992年生、母カメリアトウシヨウ）

トウショウカズン（1992年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラトウコウ（当時11歳）と交配したカメリアトウシヨウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方33戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

10月15日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた4戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

3歳（1995年）

1月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のティーエムゼウスをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

2月18日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下の春菜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

4月1日、中5週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下の新緑賞（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は根本康広騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

12月24日、約7か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（8戦1勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4歳（1996年）

1月5日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（9戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

6月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のパーオンに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

7月15日、中1週で迎えた16戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーサウスに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

8月3日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターマイウェイに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月2日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターマイウェイに1馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

10月28日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた21戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（8戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレードミッションからアタマ差の2着に惜敗した。

5歳（1997年）

1月7日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月12日、約3か月の休み明けで迎えた27戦目は、一般B（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般B（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた30戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のメグロタイクーンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月25日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた36戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた37戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた38戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（1998年）

4月5日、約3か月半の休み明けで迎えた39戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシューワロマンをクビ差制して勝利を手中に収めた。

5月18日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた40戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中4週で迎えた42戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（14戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリフレンチから1馬身半差の2着に敗北した。

9月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた43戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月18日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた44戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（15戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカヤマラプソディから1馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（16戦5勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた46戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉優騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。