テアトロレアル（2013年生、母ナイトアットオペラ）

テアトロレアル（2013年2月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「スペインのマドリードの歌劇場」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時14歳）と交配したナイトアットオペラが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2018年の一般C10。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

6月12日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月1日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた4戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた6戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタイキレボーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2017年）

1月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハッピーチャンスに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエスプリベルテに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のレッドヴァローレに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた12戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ライジングティアラにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上弘樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

5歳（2018年）

1月15日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハギノプレストに1馬身の差をつけて久々の一戦を制した。

2月2日、中2週で迎えた15戦目は、竹島海岸特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（6戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワカバに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月2日、中1週で迎えた17戦目は、本宮山特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。