クリノイダテン（2015年生、母モエレエターナル）

クリノイダテン（2015年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+仏教の神」。毛色は青鹿毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時16歳）と交配したモエレエターナルが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は横井哲。主な勝ち鞍は2020年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

12月16日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミルトシャトルに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2018年）

1月14日、中3週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のごぎょう賞（中京ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では超凡な末脚を発揮したが、4着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

6月23日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

7月28日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4歳（2019年）

1月19日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた10戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた11戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月5日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5歳（2020年）

4月12日、約6か月半の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のドクターデューンをアタマ差振り切って久方ぶりの実戦を物にした。

6歳（2021年）

1月16日、約9か月半の休み明けで迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で森裕太朗騎手（2戦1勝）。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

2月27日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの帆柱山特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず18着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラスの豊中特別（阪神芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの千種川特別（阪神芝1200m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は酒井学騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月27日、約7か月半の休養明けで迎えた18戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。