ヒロノグレガ（2005年生、母グレースシルエット）

ヒロノグレガ（2005年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋フラワーエッセンス名」。毛色は芦毛。種牡馬のハンセル（当時17歳）と交配したグレースシルエットが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鈴木武蔵。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

7月28日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

9月1日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。17頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3歳（2008年）

3月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

6月29日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のトムアウトランダーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた10戦目は、アルクトゥールス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、リネンヤクシンに交わされて2馬身差の2着となった。

10月25日、中2週で迎えた12戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

12月20日、中5週で迎えた14戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた16戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に敗れた。