ゴールドサクセス（2005年生、母ローマンダンス）

ゴールドサクセス（2005年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋成功者」。毛色は鹿毛。種牡馬のムーンバラッド（当時6歳）と交配したローマンダンスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北勝ファーム。戦績は、中央平地31戦2勝2着2回、中央障害2戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月18日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3歳（2008年）

1月12日、中7週で迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水晶山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

3月29日、中5週で迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4月13日、中1週で迎えた5戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のスズカコングを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月12日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島良太騎手（4戦1勝）。17頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって14着に敗れた。

11月16日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は荻野琢真騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のエイプリルウインドを半馬身振り切って勝利をモノにする

12月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の豊明特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4歳（2009年）

2月14日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下の瀬戸特別（中京芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（5戦1勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下のシドニートロフィー（京都芝1600m 外回り小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた15戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の高尾特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

6月7日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（7戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

9月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小千谷特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

10月31日、中5週で迎えた19戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の奥只見特別（福島芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

5歳（2010年）

6月27日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の栗子特別（福島芝1700m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

8月15日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた21戦目は、3歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、レジェンドブルーにクビ差交わされて2着となった。

9月25日、中2週で迎えた23戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月2日、連闘で迎えた24戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月5日、中8週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下の三萩野特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

12月18日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

6歳（2011年）

2月6日、中6週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（8戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、マイヨールに3/4馬身交わされて2着となった。

3月6日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の出水特別（小倉芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（9戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

5月1日、中7週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（8戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

7月2日、中8週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下の犬吠埼特別（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた31戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた32戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の青島特別（小倉芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

11月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。