リコーシャワシャワ（2003年生、母マターラミツル）

Riko Shawa Shawa

2003.04.30

リコーシャワシャワ（2003年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランドオペラ（当時19歳）と交配したマターラミツルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は里深牧場。戦績は、地方25戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の南風賞(一般B2三 B3三)。

経歴

デビュー前

久保秀男厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2005年）

10月14日、デビュー戦は甲斐年光騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったケイアイハナサクに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲斐年光騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月23日、中5週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったラヴリージョウに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

3歳（2006年）

1月24日、中4週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた5戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタサンスピリッツに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月29日、中4週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったヒロヤスキングオーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エフケービジェイに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月17日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アスターバジルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロイバーエクセルに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月11日、中3週で迎えた10戦目は、夕凪特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るルークウッドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

8月16日、中4週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

9月27日、中5週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦2勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

4歳（2007年）

2月1日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、ウインタースター賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

2月28日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、望春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で戸崎圭太騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた15戦目は、ファイナルグッドラック賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で戸崎圭太騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた16戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、エイプリルスター賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

5月16日、中4週で迎えた17戦目は、ペガサス特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた18戦目は、南風賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイワロシナンテを次元の違う末脚で半馬身差し切って4勝目を手に入れた。

7月3日、中3週で迎えた19戦目は、夏雲特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（12戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のイシノゼフィルスをアタマ差振り切って5勝目を掴み取った。

7月20日、中1週で迎えた20戦目は、スターライト特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた21戦目は、サザンクロス特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

5歳（2008年）

7月14日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた22戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、夏雲特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた23戦目は、星月夜特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた24戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、銀河特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた25戦目は、材木座特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。