レーヌデュバル（2011年生、母ドゥジエムシャンス）

レーヌデュバル（2011年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「舞踏会の女王（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時15歳）と交配したドゥジエムシャンスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は久保昇。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦3勝。主な勝ち鞍は2013年の2歳C1一。

経歴

デビュー前

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

7月21日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい18着に終わった。

9月30日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアルバトロスに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳B2（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（盛岡芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた6戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスマイルリリーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月15日、中3週で迎えた7戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3歳（2014年）

1月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦2勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

3月24日、中9週で迎えた9戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマイルリリーを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って制した。

4月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のアクエリアス賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月19日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、3歳戦のアマリリスレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で南郷家全騎手（9戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

5月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で南郷家全騎手（10戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月27日、中9週で迎えた14戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で南郷家全騎手（11戦3勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。