ゴルビーズベスト（1989年生、母トーヨーフジ）

ゴルビーズベスト（1989年6月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヴイテイージ（当時16歳）と交配したトーヨーフジが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋啓。戦績は、中央平地21戦2勝2着2回、地方35戦0勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

1月11日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は496kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた4戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた5戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた6戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたルイシャリホーツ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は河北通騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内山正博騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は河北通騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中京芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月4日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は内山正博騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず最後はスナークジェットと並んで9着同着となった。

8月1日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた17戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイイチリユモンに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキクカフローラルをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月5日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のビヨルリンクをクビ差振り切って2勝目をマークした。

9月19日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の芦屋川特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（3戦2勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の夕月特別（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は河北通騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた22戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月29日、中1週で迎えた23戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1993年）

4月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた26戦目は、宮岸由香騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた27戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮岸由香騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B1-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンゲキオオザから1馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた29戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮岸由香騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた30戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は宮岸由香騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた33戦目は、レグルス特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた34戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮岸由香騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた38戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は宮岸由香騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた41戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮岸由香騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた43戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1994年）

1月6日、中2週で迎えた44戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は宮岸由香騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月12日、約3か月の休み明けで迎えた45戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月26日、中1週で迎えた46戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山元久巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた47戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャプテンハゼオーから半馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた48戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山元久巳騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨウメイテイオーから1馬身差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた49戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山元久巳騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた50戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山元久巳騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた51戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオッペンハイマーから半馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた52戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山元久巳騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた53戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山元久巳騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた54戦目は、オリオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山元久巳騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた55戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山下誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた56戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。