ナンヨーコウゼン（2017年生、母パッショナルダンス）

ナンヨーコウゼン（2017年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋昂然」。毛色は青毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時10歳）と交配したパッショナルダンスが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は丸幸小林牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C14。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丸幸小林牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、中村徳也によって1,134万円で落札された。

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

9月16日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3歳（2020年）

1月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で藤井勘一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

3月14日、中6週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた7戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月15日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた10戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー6（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったミスターサンライズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー36（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー43（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー51（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で横井将人騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で横井将人騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で横井将人騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコスモヒビキに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月13日、中1週で迎えた22戦目は、諸事情により退職を賞賛記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で横井将人騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で横井将人騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で横井将人騎手（14戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で横井将人騎手（15戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4歳（2021年）

1月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で横井将人騎手（16戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーアピッコロを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

1月29日、中1週で迎えた28戦目は、竹島海岸特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は横井将人騎手（17戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた29戦目は、聴いて!CBC!光山のラジオ!（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったスマイルサクラに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（18戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた31戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したエルヴィラブレインにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（19戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサングノーブルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた34戦目は、ホッピー第2の人生ゲートイン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（20戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（21戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた36戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた37戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（22戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月17日、中0週で迎えた38戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（23戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（24戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。