ウイニングリーダー（2007年生、母テーケーサフラン）

ウイニングリーダー（2007年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勝利指導者」。毛色は鹿毛。種牡馬のウインラディウス（当時9歳）と交配したテーケーサフランが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山田祐三。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦2勝2着3回。2009年の北海道えぞ松特別に勝利した他、2009年の栄冠賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

5月21日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモエレエンデバーに約14馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

6月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オノユウに交わされて1馬身差の2着に敗れた。

7月7日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったオノユウにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

7月25日、中2週で迎えた4戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのラベンダー賞（札幌芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

9月17日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳オープンのディクタット賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンサンフロアに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた7戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのプリサイスエンド賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月20日、中2週で迎えた8戦目は、2歳オープンの未来優駿2009サッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの北海道えぞ松特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のハヤテシゲマサに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

3歳（2010年）

6月16日、約7か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳オープンの乙女座特別（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた11戦目は、雪印ストリングチーズ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。