バステト（2020年生、母イルーシヴキャット）

Bastet

2020.03.02

バステト（2020年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「エジプト神話に登場する猫の女神。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時8歳）と交配したイルーシヴキャットが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

8月12日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は486kg。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では末脚が振るわず18着に敗れた。

2023年8月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月7日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったショウミーザマネーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ブラックヒルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイランクロフネに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月17日、連闘で迎えた5戦目は、二風谷観光公園賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C22 C31（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。