ショウミーザマネー（2020年生、母シーオーク）

ショウミーザマネー（2020年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「論より証拠」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時7歳）と交配したシーオークが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、飯塚知一によって2,200万円で落札された。

蛯名正義厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月8日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。17頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

12月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

3歳（2023年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

6月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた6戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

8月24日、中7週で迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったパタパタママを半馬身捉え切れず2着となった。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のバステトに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のローズパイに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

10月18日、中2週で迎えた10戦目は、カムイエクウチカウシ山賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた11戦目は、全道15か所!Aiba特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

12月18日、中5週で迎えた12戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、セイナッシングに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2024年）

1月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2 14（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のティエラボニータをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

1月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた15戦目は、おうし座特選（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムバクソウを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

3月10日、中3週で迎えた16戦目は、こいぬ座特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加茂飛翔騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた17戦目は、ペルセウス座特選（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で加茂飛翔騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた18戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。