ティエラボニータ（2020年生、母スプリングボード）

ティエラボニータ（2020年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「美しい大地(西)。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のイスラボニータ（当時9歳）と交配したスプリングボードが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C2 24。

経歴

デビュー前

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月30日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

7月2日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

8月26日、中7週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

10月1日、中4週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた4戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゴーマイオーシャンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月21日、中2週で迎えた5戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメージャーテソーロに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシェヘラザードをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、C2-14組（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

4歳（2024年）

1月7日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2 14（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したショウミーザマネーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

1月28日、中2週で迎えた10戦目は、777Real 3周年記念（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた11戦目は、FUJI BARオープン記念レース（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

2月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシエルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

3月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田義貴騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田義貴騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。