ゴーマイオーシャン（2020年生、母ラトーヌインパクト）

ゴーマイオーシャン（2020年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大海原へ羽ばたけ」。毛色は鹿毛。種牡馬のバトルプラン（当時15歳）と交配したラトーヌインパクトが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は浦河小林牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦7勝。主な勝ち鞍は2023年のSAGAリベンジャーズ(C2 31)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦河小林牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

5月28日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

7月8日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

8月26日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた4戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のティエラボニータに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカシノトルメンタに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテイエムエポックに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、小雪特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るパラマウントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、C1-11組（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るピエナナイスガイを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って怒涛の5連勝を決めた。

4歳（2024年）

1月8日、中3週で迎えた9戦目は、ジャニュアリー特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（4戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンペトラを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月18日、中5週で迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アメジスト特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るムーンパスゴールドを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って圧巻の7連勝を決めた。