アウゲンパワー（2012年生、母ラフォーレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高岸順一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、槙清孝によって294万円で落札された。

3歳（2015年）

3月14日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は498kg。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

5月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

8月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月3日、中4週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクラシックヤンキーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月7日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4歳（2016年）

5月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグリーンソードに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月19日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサダムジャポンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた11戦目は、マスターシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアゲハに1馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

10月23日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた16戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったダンシングソフィアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月20日、中3週で迎えた17戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、メテオストームに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2017年）

1月4日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、アップアストームに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

1月15日、中1週で迎えた20戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったデルマジュロウジンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月7日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月2日、中7週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマスミラクルスノーを半馬身振り切って1番人気に応えた。

5月14日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（13戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた25戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性のガッツでゴールまで頑張り、4着を確保した。

6月11日、中1週で迎えた26戦目は、ウマバラみずみずカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（14戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。