クラシックヤンキー（2011年生、母サンディフォルス）

クラシックヤンキー（2011年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「古典的なツッパリ少年のスタイル」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスターリングローズ（当時14歳）と交配したサンディフォルスが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は赤石久夫。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

6月16日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

12月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3歳（2014年）

2月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

5月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

7月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアンバー賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサクラナモラーダに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中3週で迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るカシノシュウセイを異次元の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月12日、中2週で迎えた9戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第26戦（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったカシノシュウセイに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月1日、中2週で迎えた10戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、ネクストジェネレーションカップ（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナムラリズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

11月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のムーンパスラブに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリベリオンに4馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

4歳（2015年）

1月12日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったヒロノアドバンスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカロミオベンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったゴールドパールに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月7日、中2週で迎えた16戦目は、フリージア賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（6戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったカシノシュウセイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月28日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（7戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゴールドパールに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月19日、中2週で迎えた18戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、おとめ座特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた20戦目は、かに座特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は日野太一騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた21戦目は、小満特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日野太一騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた22戦目は、入梅特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

6月28日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、グリーンチャンネル賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

8月9日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた24戦目は、さそり座特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（9戦5勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた25戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、てんびん座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオモテナシにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた26戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、十五夜特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた27戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、はくちょう座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアウゲンパワーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた29戦目は、アンドロメダ座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山口以和騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

11月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、おひつじ座特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。