ダイリュウホマレ（2020年生、母ダイリュウビーナス）

ダイリュウホマレ（2020年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+誉れ」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時17歳）と交配したダイリュウビーナスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカタオカステーブル。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利牝)。

経歴

デビュー前

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月23日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウネムノキをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

9月16日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓の気力で渋太く粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のアインシュペンナーをクビ差振り切って久方ぶりの一戦を物にした。

12月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたスマートアンバー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2024年）

1月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上2勝クラスの4歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松山弘平騎手（4戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪い、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のルクスメテオールに1馬身1/4の差をつけて優勝

6月9日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの安芸ステークス（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松山弘平騎手（5戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月5日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの大山崎ステークス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

11月30日、中7週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの姫路ステークス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

5歳（2025年）

2月10日、中9週で迎えた9戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの橿原ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。