マリアゾルディック（2000年生、母ファーストウイナー）

マリアゾルディック（2000年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時12歳）と交配したファーストウイナーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）坂元牧場。戦績は、地方42戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のホープフル( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂元牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」と「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

小笠原義巳厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2002年）

8月3日、デビュー戦は草地保隆騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は412kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったローマンキングから半馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月1日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、2歳地方重賞の野菊賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた4戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノルメイに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月13日、中1週で迎えた5戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞の白菊賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

11月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の黄菊賞（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月22日、中3週で迎えた8戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳A1（水沢ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3歳（2003年）

1月11日、中2週で迎えた9戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月27日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた11戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のサルビア特別（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイニングプレスからアタマ差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のガーベラ賞（盛岡芝1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた15戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のひなげし賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた16戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のダリア賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳戦のエルフィン賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大坪慎騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2004年）

2月23日、中7週で迎えた20戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた21戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B5-8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた22戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般B3（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた23戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた24戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた25戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた26戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた27戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた28戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた29戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のクォーターサンデーを3/4馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月1日、連闘で迎えた30戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた31戦目は、一般B4-7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた32戦目は、牝馬限定戦のはまゆう賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた33戦目は、一般B4-7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた34戦目は、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた35戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般B5-8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

9月7日、連闘で迎えた36戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定の一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスイズムからハナ差の2着となった。

9月27日、連闘で迎えた38戦目は、一般B5-8（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（9戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエイシンアビリーンをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

10月6日、連闘で迎えた39戦目は、牝馬限定戦のあおなみ金城ふ頭駅賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた40戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた41戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（12戦2勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた42戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（13戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。