ラッキースコアー（2003年生、母ヒカリタッチ）

ラッキースコアー（2003年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸運＋成績。競走成績が良い結果を得られるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のイシノサンデー（当時10歳）と交配したヒカリタッチが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は畑内与一。戦績は、地方27戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の小杉特別(一般C3一)。

経歴

デビュー前

横山保厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2006年）

1月6日、デビュー戦は高橋哲也騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は481kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたゴールドタキオン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月9日、中8週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月27日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったカクテルパートナーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月30日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のシュウユウキングに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋哲也騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋哲也騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋哲也騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したナニモを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

11月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の京浜急行電鉄賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋哲也騎手（9戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4歳（2007年）

4月27日、約6か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般C2-12 13（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で高橋哲也騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2九十（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で高橋哲也騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月10日、中9週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた13戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋哲也騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた14戦目は、須藤優騎手を鞍上に迎えて、一般C3（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

9月11日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須藤優騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したアールスカーレットを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

10月18日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須藤優騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた17戦目は、小杉特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で須藤優騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のモンタメロディーに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2二三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で須藤優騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5歳（2008年）

1月25日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で須藤優騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で須藤優騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、一般C3二（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で須藤優騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3一二（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で須藤優騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた23戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3二（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオウシュウヒーローを上がり1位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

7月25日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

8月26日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた27戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したナタリーミオダンスに半馬身届かず2着となった。