スマートシェーブ（2002年生、母ルワンジュ）

スマートシェーブ（2002年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時14歳）と交配したルワンジュが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏三好ファーム。戦績は、地方9戦3勝。2004年の南部駒賞(地方重賞)に勝利した他、2004年のウィナーズチャレンジを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荻伏三好ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、社台ファームによって535.5万円で落札された。

成田春男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

7月6日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のカイオをアタマ差制して初勝利を挙げた。

9月2日、中7週で迎えた2戦目は、2歳オープンのトワイニング賞（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月21日、中6週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のエレガントサリーに半馬身の差をつけて制した。

11月14日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウツミジョンソンをアタマ差振り切って制した。

3歳（2005年）

6月2日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

9月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、ペプシコーラ特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

4歳（2006年）

4月17日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。