ディアヒメノカリス（2014年生、母ポットブリリアンス）

ディアヒメノカリス（2014年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花名。花言葉は『あなたを見つめています』」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時19歳）と交配したポットブリリアンスが21歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田湯牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって162万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月20日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

12月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（2017年）

2月11日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた4戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったハクサンジョイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月9日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったムーンファーストに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

5月7日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5月14日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦のナイセンさん十周年おめでとう記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑野等騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた12戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑野等騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた13戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑野等騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の木下智史金沢競馬で成るか三度目の正直記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で桑野等騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた15戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で桑野等騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた16戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた17戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた18戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月13日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、3歳戦の斉藤たかし新しい恋発見記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた20戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は沖静男騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた21戦目は、3歳B6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた22戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた23戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は沖静男騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた28戦目は、グッドパートナーコーシンカップ（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。