オスカーシンドラー（1992年生、母Saraday）

オスカーシンドラー（1992年2月4日）は、アイルランドで生まれた競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロイヤルアカデミーⅡ（当時5歳）と交配したSaradayが13歳のときに産んだ仔が本馬である。1997年のアイリッシュセントレジャー(愛・G1)に勝利した他、1996年のハードウィックステークス(英・G2)を制するなど、G1級競走2勝を含む重賞4勝を挙げた。

経歴

2歳（1994年）

10月1日、W.サプル騎手を鞍上に据えて、13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のVenusiaに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1995年）

4月15日、3歳戦の2000ギニートライアル（アイルランド・レパーズタウン芝1609m）に出走。鞍上は2戦連続でW.サプル騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったAdjareliから3馬身半差の2着に敗れた。

5月21日、3歳G1のアイリッシュ2000ギニー（アイルランド・カラ芝1609m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でW.サプル騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月2日、3歳G1のアイリッシュダービー（アイルランド・カラ芝2414m）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月19日、G3のロイヤルウィップステークス（アイルランド・カラ芝2012m）に出走。鞍上はW.サプル騎手（3戦1勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、G1のアイリッシュセントレジャー（アイルランド・カラ芝2816m）に出走。鞍上は2戦連続でW.サプル騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（1996年）

4月20日、鞍上は3戦連続でW.サプル騎手（5戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったMohaajirから6馬身差の2着に敗れた。

5月9日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、G3のオーモンドステークス（イギリス・チェスター芝2692m）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のElection Dayに1馬身半の差をつけて重賞ウィナーの称号を掴み取った。

6月21日、G2のハードウィックステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は2戦連続でM.キネーン騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアヌスミラビリスに半馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手にした。

7月27日、R.ヒューズ騎手を鞍上に迎えて、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月21日、9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のKey Changeに3馬身半の差をつけて初のG1タイトルをゲットした。

10月6日、C.アスムッセン騎手を鞍上に迎えて、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

11月5日、G1のメルボルンカップ（オーストラリア・フレミントン芝3200m）に出走。鞍上はM.キネーン騎手（2戦2勝）。22頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。15着に敗れた。

5歳（1997年）

5月25日、G2のタタソールズゴールドカップ（アイルランド・カラ芝2012m）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったDance Designから3馬身差の2着となった。

6月6日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月16日、G3のロイヤルウィップステークス（アイルランド・カラ芝2012m）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月20日、G1のアイリッシュセントレジャー（アイルランド・カラ芝2816m）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のPersian Punchに2馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルをゲットした。

10月5日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上はC.アスムッセン騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。4着に入った。

10月26日、G1のロワイヤルオーク賞（フランス・ロンシャン芝3000m）に出走。鞍上は2戦連続でC.アスムッセン騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でC.アスムッセン騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。