リュニヴェール（2015年生、母アンコンソールド）

リュニヴェール（2015年6月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「宇宙（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時14歳）と交配したアンコンソールドが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

2月12日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったグロンディオーズに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月10日、中3週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月21日、中5週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

5月20日、中3週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、スリーケープマンボに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、アプルーヴァルに交わされて2馬身差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての1番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

9月2日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中健騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

9月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラカマロネスをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月17日、中7週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、4着に入った。

12月15日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中健騎手（4戦1勝）。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

4歳（2019年）

2月2日、中6週で迎えた12戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

3月9日、中4週で迎えた13戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって10着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた16戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のノーブルアースをアタマ差振り切って2勝目を手にした。

5月26日、中1週で迎えた17戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の御池特別（京都芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの皆生特別（阪神芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は鮫島克駿騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

8月25日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの別府特別（小倉芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田中健騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

12月1日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの猪名川特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた21戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの中京日経賞（中京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。