コスモナビゲーター（2019年生、母サバナパディーダ）

コスモナビゲーター（2019年5月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+航海者。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドシップ（当時10歳）と交配したサバナパディーダが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。2022年の新緑賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月24日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は510kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はバタバタになってしまい17着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず17着に終わった。

3歳（2022年）

1月28日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトーアルドルフに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォワデジーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月16日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーアルドルフに約11馬身の大差をつけてファンの支持に応えた。

3月28日、中1週で迎えた7戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカナデソニックに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月7日、中0週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2023年）

12月20日、約20か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヴィントホーゼに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5歳（2024年）

1月15日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3月4日、中6週で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C3六以下（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

4月29日、中7週で迎えた13戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、おまたせしました!新スタンド完成記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

7月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月6日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、一般C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のランブルフィッシュに2馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

11月2日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で飛田愛斗騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。