ジルベルト（2012年生、母モンタナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村伸一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、高村伸一から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、幣旗芳典によって432万円で落札された。

原三男厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2014年）

8月22日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月14日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のミヤコドリに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

12月19日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のサウンドホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

3歳（2015年）

1月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の門松特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の雪晴賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のチューリップ特別（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月3日、中0週で迎えた11戦目は、3歳戦の春風賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマウンティングに1馬身半の差をつけて優勝

5月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の若葉特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦の夕凪特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で森下博騎手（10戦1勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、セピアフォトグラフに交わされて3馬身差の2着となった。

9月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のリンドウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた18戦目は、雪ノ下特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（11戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた19戦目は、秋麗特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた20戦目は、電撃賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（12戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた21戦目は、冬木立特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（13戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

4歳（2016年）

1月1日、中2週で迎えた22戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

6月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた24戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、シャクナゲ賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

6月15日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた25戦目は、さくらんぼ特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

11月25日、約5か月半の休養明けで迎えた26戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた27戦目は、よみうりランドジュエルミネーション賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた28戦目は、ちょこたび埼玉観光情報局賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。