ナンヨーハルガキタ（2000年生、母シンキョウエリナ）

ナンヨーハルガキタ（2000年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋春が来た」。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時16歳）と交配したシンキョウエリナが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）梅田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方16戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の一般C5(牝)。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

8月17日、デビュー戦は内田利雄騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

3歳（2003年）

9月14日、約13か月の休養明けで迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

11月13日、中5週で迎えた4戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた5戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウモーニングから半馬身差の2着に敗北した。

12月24日、中1週で迎えた6戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定戦の福寿草賞（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月20日、中2週で迎えた8戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた9戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C20（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C19（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスイズムから9馬身差の2着となった。

3月10日、中1週で迎えた12戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイセンスから3/4馬身差の2着となった。

4月14日、中2週で迎えた14戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は横井将人騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた15戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミキノアルピニストからクビ差の2着に甘んじた。

5月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般C6（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーカミキから1馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の一般C5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（11戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスプルルから1馬身差の2着に敗北した。

6月17日、連闘で迎えた19戦目は、牝馬限定の一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（12戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウシラユリに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた20戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた21戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

5歳（2005年）

1月22日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。