ノムラハッピーオー（1997年生、母ノムラスキー）

ノムラハッピーオー（1997年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時14歳）と交配したノムラスキーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は柴田節子。戦績は、地方25戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年のマルチブラッド特別(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

千葉博次厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1999年）

7月10日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、3歳（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は421kg。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2000年）

2月9日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイカイソに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月27日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた4戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月9日、中5週で迎えた5戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウィナーズトライに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルラエキスプレスから2馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキューティーリノから半馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中0週で迎えた8戦目は、4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミマツグロリーに1馬身の差をつけて制した。

5月31日、中1週で迎えた9戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルティロッティから半馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のミマツグロリーに3/4馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

8月18日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のナイキワールドを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

9月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のマルチホープ特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のコアレスチャーマーをクビ差振り切って雨下の一戦を制した。

9月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のカーライルを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

10月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のマルチパルス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のカヤドーモトヒメに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月25日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦のオクトーバー特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた17戦目は、マルチブラッド特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサファリマフディーに1馬身半の差をつけて9勝目をマークした。

11月30日、連闘で迎えた18戦目は、ハンデ戦のトパーズ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（6戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

4歳（2001年）

1月5日、中4週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の松竹梅賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石井勝男騎手（7戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、中4週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の駿麗特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で石井勝男騎手（8戦5勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、5着を確保した。

2月22日、中1週で迎えた21戦目は、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石井勝男騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

3月22日、中3週で迎えた22戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

5月23日、中8週で迎えた23戦目は、マルチウイン特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（10戦5勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた24戦目は、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（11戦5勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

10月16日、約4か月の休養明けで迎えた25戦目は、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。