ロトフェアリー（1992年生、母ノースフエアリイ）

ロトフェアリー（1992年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時9歳）と交配したノースフエアリイが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方40戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1994年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

8月14日、デビュー戦は岡冨俊一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は398kg。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のコメットハンターに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月4日、連闘で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

12月10日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の樅の木賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

3歳（1995年）

1月7日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（3戦1勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた6戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた7戦目は、4歳500万下のくすのき賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、KAB熊本朝日放送特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1500m 雨/重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた10戦目は、高田大輔騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた11戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた12戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた13戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた14戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1996年）

1月4日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のノゾミローズに5馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

1月13日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川浩文騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモエムールから半馬身差の2着となった。

1月22日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石川浩文騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川浩文騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は石川浩文騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた22戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノパワフルに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月23日、中1週で迎えた23戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、浅沼記念ジョッキー（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスマイレブンからハナ差の2着に甘んじた。

5月4日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウフレッシュからアタマ差の2着に惜敗した。

6月17日、連闘で迎えた28戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた30戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた31戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた32戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイシンダッシュから半馬身差の2着となった。

8月18日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（12戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月8日、連闘で迎えた35戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のノゾミローズに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

9月21日、中1週で迎えた36戦目は、コスモス特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（13戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた38戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマジュンブラウンから半馬身差の2着となった。

12月9日、中5週で迎えた39戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川浩文騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1997年）

1月4日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月24日、中6週で迎えた43戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中9週で迎えた44戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（10戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた45戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（11戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた46戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（12戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた47戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（13戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。