ジャッキードリーム（2004年生、母マックスファックス）

ジャッキードリーム（2004年5月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母母名の一部＋父母名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のマルターズライオン（当時7歳）と交配したマックスファックスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、中央平地5戦0勝、地方14戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の八幡平賞(一般C1)。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月12日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 曇/不良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

12月9日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3歳（2007年）

7月7日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

4歳（2008年）

5月24日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベルモントエリカに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエレユニバーサルに約10馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモアテナを半馬身振り切ってファンの期待に応えた。

8月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた12戦目は、JA岩手ふるさとアイスクリーム杯（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴッデスフラワーに5馬身の差をつけて1番人気に応えた。

8月30日、中1週で迎えた13戦目は、元気です!県北・沿岸レース（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

9月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、三陸リアス賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、レストランろーりえ賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、L-NETカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた17戦目は、八幡平賞（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトキオパーフェクトを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

11月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2十二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（9戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく3着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2十二（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルバイタルに半馬身交わされて2着に敗北した。