オペラアクター（2015年生、母フォルクスオーパー）

オペラアクター（2015年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オペラ歌手。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時12歳）と交配したフォルクスオーパーが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,000万円（5万×200口）で一口馬主が募集された。

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

12月23日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3歳（2018年）

4月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャスパーエイトを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

4月29日、中2週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

9月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のクリノキングを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

4歳（2019年）

1月20日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。