ジャスパーエイト（2015年生、母Annie’s Apple）

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

8月12日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3歳（2018年）

4月7日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、オペラアクターに半馬身交わされて2着となった。

5月6日、中3週で迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた4戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、B.アヴドゥラ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でB.アヴドゥラ騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るラカマロネスを強烈な末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

10月30日、中8週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、加賀白山賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラアッパレに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

4歳（2019年）

1月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、夢前川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、スリーパスポートに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月9日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた10戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて15着に敗れた。

4月13日、中5週で迎えた11戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

4月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

11月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、加賀四湯賞勝クラス（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた14戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

5歳（2020年）

2月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた16戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた17戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見せ場なく14着に敗れた。

6歳（2021年）

7月27日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、ユリ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したアルテンベルクにクビ差届かず2着となった。

8月11日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた20戦目は、自分らしい時間をヱビスで。特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のアルテンベルクに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

9月8日、中3週で迎えた21戦目は、北海道えぞまつ特別1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月7日、中3週で迎えた22戦目は、ゲッカビジン特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7歳（2022年）

5月17日、約7か月半の休み明けで迎えた23戦目は、シスキン・プレミアム（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた24戦目は、浦河RC60周年記念特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた25戦目は、BTC創立31周年記念特別1（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマナモクプニをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月6日、中2週で迎えた26戦目は、ぽるとみついし開店1周年特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で阿部龍騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた27戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別1（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部龍騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた28戦目は、JAびらとりニシパの恋人特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で阿部龍騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8歳（2023年）

5月31日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた29戦目は、マテラスカイ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部龍騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた30戦目は、秘境の島「天売・焼尻」特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で阿部龍騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のコパノセイバーに1馬身半の差をつけて優勝

7月25日、中3週で迎えた31戦目は、サルスベリ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で阿部龍騎手（12戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入った。

8月22日、中3週で迎えた32戦目は、引退記念桜井良太特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で阿部龍騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したワイルドラヴを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

9月26日、中4週で迎えた33戦目は、クレオメ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で阿部龍騎手（14戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた34戦目は、がんばれ馬産地日高特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で阿部龍騎手（15戦3勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた35戦目は、ユーチャリス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で阿部龍騎手（16戦3勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

2018年11月6日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。

9歳（2024年）

4月18日、約5か月半の休養明けで迎えた36戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、ハナミズキ特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。