ワールドアルテミス（1985年生、母エドマミー）
World Artemis
1985.06.13
ワールドアルテミス（1985年6月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時15歳）と交配したエドマミーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地20戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の3歳新馬。
経歴
デビュー前
大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1987年）
9月13日、デビュー戦は津留千彰騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は416kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタクノフィバーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月3日、中2週で迎えた2戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉特別（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。
10月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳400万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は津留千彰騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。
11月22日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。
3歳（1988年）
1月5日、中5週で迎えた5戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの新春4歳牝馬ステークス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
4月10日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳400万下（東京芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤暢康騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。
5月21日、中5週で迎えた7戦目は、4歳400万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は津留千彰騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったグレーエクスプレスに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。
6月19日、中3週で迎えた8戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳400万下のえのき賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。
7月31日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は津留千彰騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。
8月27日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の越後特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。
9月25日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（新潟芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は津留千彰騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。0着に終わった。
4歳（1989年）
5月14日、約7か月半の休養明けで迎えた13戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は伊藤暢康騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。
6月17日、中4週で迎えた14戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟芝1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。
7月2日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（中京芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は小迫次男騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。
7月9日、連闘で迎えた16戦目は、5歳以上400万下（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。
8月12日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は古川寛和騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。
9月10日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は津留千彰騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
9月24日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。
10月8日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上400万下の岩谷特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で津留千彰騎手（8戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。