テスコベルビュー（1993年生、母セキテイミノブ）

テスコベルビュー（1993年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドウカンテスコ（当時11歳）と交配したセキテイミノブが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は谷川博勝。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回。1995年のクローバー賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

6月11日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月9日、連闘で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したガッツアウィンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

7月29日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフレッシュダンサーに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

8月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンのクローバー賞（函館芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、オンワードアトゥに交わされて1馬身半差の2着となった。