アルビオン（2013年生、母アドマイヤスペース）

アルビオン（2013年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ブリテン島の古名で白い国の意」。毛色は芦毛。種牡馬のキャプテントゥーレ（当時8歳）と交配したアドマイヤスペースが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着2回、地方13戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月23日、デビュー戦は佐藤友則騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

3歳（2016年）

1月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

3月6日、中6週で迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月30日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田大作騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたアルティマヒート決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松田大作騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた10戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

7月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったサトノオニキスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

12月31日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、笠松ワンダーカップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は佐藤友則騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月13日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、新春賞（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般B10（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

3月10日、中5週で迎えた17戦目は、一般B9 C3a（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

3月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた20戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤友則騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したワンソックワンダーを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

6月2日、中2週で迎えた22戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤友則騎手（12戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた23戦目は、もうすぐお兄ちゃん空斗2歳記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤友則騎手（13戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた24戦目は、一般B8 C3（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤友則騎手（14戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた25戦目は、木下智史笠松で残暑見舞い（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤友則騎手（15戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた26戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B10 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。