コアレスリバティ（2002年生、母イーストリバティ）

コアレスリバティ（2002年6月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時14歳）と交配したイーストリバティが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はコアレススタッド。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦4勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C2。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

4月23日、デビュー戦は菊地昇吾騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた3戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。最後は勢いを失って18着に終わった。

8月1日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るショコアトルを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

4歳（2006年）

3月25日、約7か月の休養明けで迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグローリロッチに4馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

4月8日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエギノキングに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月24日、中1週で迎えた9戦目は、田瀬湖特別（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月15日、中0週で迎えた11戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた14戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のジュディーマリアをクビ差振り切って4勝目を手にした。

8月7日、中3週で迎えた15戦目は、リヴェール（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた16戦目は、リヴェール（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。