ダンスアクション（1988年生、母レデイフランダーズ）

ダンスアクション（1988年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のパドスール（当時9歳）と交配したレデイフランダーズが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、中央障害5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

11月4日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアジャイルスターに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3歳（1991年）

1月27日、中4週で迎えた4戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したアルハンブラハイを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

2月9日、中1週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月29日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の釧路特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の洞爺湖特別（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沢昭典騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

12月1日、中9週で馬体重を前走から32kg減らして迎えた12戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5歳（1993年）

1月16日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から60kg戻して迎えた13戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 雨）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月23日、連闘で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったボードセイリングから5馬身差の2着となった。

2月6日、中1週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で臼井武騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノゴーカイに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

3月28日、中3週で迎えた17戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で臼井武騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。