エンゼルスナイパー（2008年生、母コパノオマモリ）

エンゼルスナイパー（2008年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「天使＋狙撃兵」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時11歳）と交配したコパノオマモリが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方18戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2三。

経歴

デビュー前

佐々木由則厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（2011年）

12月3日、デビュー戦は阿部英俊騎手を鞍上に据えて、一般C2十七（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたホッコーキングダム決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月25日、連闘で迎えた3戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したグラスシューターを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

4歳（2012年）

1月2日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたコスモサンドリヨン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月28日、連闘で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（7戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったリキアイタイリンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したケージーヤマトオーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月3日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（9戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のナルセホマレを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月25日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のシャコーフィーユに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月30日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。