ミキノモンテカルロ（2016年生、母ミキノモナコ）

ミキノモンテカルロ（2016年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋モナコの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時13歳）と交配したミキノモナコが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は浦河育成牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

4月7日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

6月2日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

6月23日、中2週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

7月13日、中2週で迎えた5戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったオースミムテキに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のクーファピーカブーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月27日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、エリンアクトレスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

4歳（2020年）

5月23日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

10月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走からさらに25kg増やして迎えた10戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、小春月特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた11戦目は、64歳か月最年長勝利記録保持者森下博記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の初霜特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて、最後は2着のキンショーヘイローをクビ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。

12月21日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の冬至特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5歳（2021年）

1月6日、中1週で迎えた14戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の新春特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。