シトリカ（2015年生、母サチノスイーティー）

Citrica

2015.03.31

シトリカ（2015年3月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「柑橘類の（西）。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時16歳）と交配したサチノスイーティーが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は競優牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2017年の2歳新馬。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 5戦1勝 [1-0-1-3/5]
• 総賞金 国内: 890万円
• 生年月日: 2015年3月31日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 今野貞一 栗東
• 馬主: 水上行雄
• 生産者: 競優牧場
• 抹消情報: 中央：2020年3月4日抹消

指数の推移（直近7走）

• 7
  走
  前
• 6
  走
  前
• 5
  走
  前
• 4
  走
  前
• 3
  走
  前
• 2
  走
  前
• 前
  走

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 2馬身

ベストレース

• レース名: 2歳新馬
• 日付/馬齢: 2017年7月29日/2歳
• コース: 小倉芝1200m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 3.7倍/2番人気
• 馬番/頭数: 4番/11頭
• 天候: 晴 32.3℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/遅
• レースラップ: 平均=11.5/ラスト=11.4
• レースペース: 稍スロー
• 通過順位: 1-1
• 馬体重 増減: 412kg
• 騎手 斤量: M.デムーロ 54.0kg

血統

概要

母のサチノスイーティーは中央重賞1勝（新潟芝[1000m]）。祖母のペルファヴォーレは中央平地3戦0勝、地方5戦0勝。曾祖母のコンアモールは中央平地22戦0勝2着1回、地方1戦0勝。父のヨハネスブルグは海外G1・4勝（仏国芝,愛国芝,米国ダ,英国芝）。

近親馬

• • 半叔父: ナニハトモアレ 2006/JPN/ブラックホーク
  ナニハトモアレ

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Monarchy＝Round Table	6×7	2.34%
きM	Fairway＝Pharos	6*7	2.34%
牡	Mr. Prospector	4×4	12.5%
牡	Northern Dancer	5*7×6	5.46%
牡	Nasrullah	7*7×5*6*7*7	7.81%
牡	Tom Fool	6×6	3.12%
牡	Native Dancer	6*7×6	3.9%
牡	Nearco	7*7×6*7	3.9%
牡	Sun Again	7×6	2.34%
牡	Princequillo	7*7*7×7	3.12%
牡	Count Fleet	7*7×7	2.34%
牡	Djebel	7×7	1.56%
牡S	Bold Ruler	6*7	2.34%
牡S	Mahmoud	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ヘネシー 1993 （USA）		Storm Cat 1983 （USA）	Storm Bird	Northern Dancer
				South Ocean
			Terlingua	Secretariat
				Crimson Saint
		Island Kitty 1976 （USA）	Hawaii	Utrillo
				Ethane
父 ヨハネスブルグ 1999 （USA）			T.C. Kitten	Tom Cat
				Needlebug
		オジジアン 1983 （USA）	Damascus	Sword Dancer
				Kerala
父の母 Myth 1993 （USA）			Gonfalon	Francis S.
				Grand Splendor
		Yarn 1987 （USA）	Mr. Prospector	Raise a Native
				Gold Digger
			Narrate	Honest Pleasure
				State
母の父 カリスタグローリ 1988 （JPN）		ブレイヴエストローマン 1972 （USA）	Never Bend	Nasrullah
				Lalun
			Roman Song	Roman
				Quiz Song
		ロツチテスコ 1975 （JPN）	テスコボーイ	Princely Gift
				Suncourt
母 サチノスイーティー 2003 （JPN）			スターロツチ	ハロウエー
				コロナ
		アフリート 1984 （CAN）	Mr. Prospector	Raise a Native
				Gold Digger
母の母 ペルファヴォーレ 1997 （JPN）			Polite Lady	Venetian Jester
				Friendly Ways
		コンアモール 1992 （JPN）	アサティス	Topsider
				Secret Asset
			ブロケード	イエローゴツド
				マリンエクスプレス

血統分類

• サイアーライン: ストームキャット系
• ファミリーナンバー: 7-c

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2020/02/23 小倉	芝1200m 良 晴	4歳以上1勝クラス	ミッキースピリット 0.9	8 / 16	6枠 12番	団野大成	53kg	19.4	7人	6-8	36.4 / 35.5	434	-2
2020/01/19 小倉	芝1200m 重 曇	4歳以上1勝クラス	アドレ 0.8	6 / 18	7枠 13番	団野大成	52kg	18.7	9人	7-7	36.6 / 34.3	436	+4
2019/10/27 新潟	芝1200m 稍 曇	3歳以上1勝クラス	ショウナンバニラ 0.5	6 / 18	4枠 8番	鮫島克駿	55kg	19.2	6人	9-8	35.5 / 35.4	432	+6
2019/08/31 小倉	芝1200m 良 晴	八幡特別 1勝クラス	キャスパリーグ 0.4	6 / 15	8枠 14番	斎藤新	55kg	407.7	15人	7-9	34.3 / 34.5	426	0
2019/08/17 小倉	芝1200m 良 晴	3歳以上1勝クラス	ザイツィンガー 1.0	13 / 18	4枠 7番	亀田温心	52kg	110.7	16人	15-16	35.0 / 34.8	426	-4
2019/06/02 阪神	ダ1200m 良 小雨	3歳以上1勝クラス	サンライズカラマ 2.3	12 / 16	2枠 4番	藤井勘一郎	55kg	132.3	16人	5-6	38.7 / 35.7	430	+4
2019/02/17 小倉	芝1200m 良 晴	4歳以上500万下	スターリーステージ 2.9	18 / 18	1枠 2番	柴山雄一	55kg	29.4	9人	6-9	37.3 / 34.2	426	+4
2018/12/02 中京	芝1200m 良 晴	3歳以上500万下	ボーンスキルフル 0.9	13 / 18	8枠 18番	戸崎圭太	54kg	72.9	9人	6-8	34.8 / 34.5	422	-6
2018/11/11 福島	芝1200m 良 晴	3歳以上500万下	ブルレジーナ 0.3	3 / 16	2枠 4番	柴山雄一	54kg	30.9	10人	8-4	35.2 / 34.8	428	+6
2018/10/13 新潟	芝1000m 良 晴	稲光特別 500万下	サウンドドゥイット 0.7	11 / 18	4枠 8番	柴山雄一	53kg	43.2	11人	13	32.7 / 34.2	422	+10
2017/09/03 小倉	芝1200m 良 晴	小倉2歳S G3	アサクサゲンキ 0.8	12 / 18	1枠 1番	小牧太	54kg	27.9	9人	16-11	35.5 / 34.4	412	0
2017/07/29 小倉	芝1200m 良 晴	2歳新馬	(エイシンテースティ) -0.3	1 / 11	4枠 4番	M.デムーロ	54kg	3.7	2人	1-1	34.7 / 35.4	412

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

7月29日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンテースティに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、中4週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

3歳（2018年）

10月13日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の稲光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月2日、中2週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

4歳（2019年）

2月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり18着に敗れた。

6月2日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

8月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの八幡特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月27日、中7週で迎えた10戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

5歳（2020年）

1月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

2月23日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

2020年3月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。