エルパシオン（1998年生、母イタミノキフジン）

エルパシオン（1998年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のフアストセンプウ（当時20歳）と交配したイタミノキフジンが11歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は五嶋牧場。戦績は、地方21戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の瀬戸内賞(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、五嶋日出から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって315万円で落札された。

角田末男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2000年）

10月17日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（姫路ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレナエルシドから4馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイビーバリアントからハナ差の2着に甘んじた。

11月15日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳F3（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳F4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカノランボーからクビ差の2着に甘んじた。

12月21日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のピカピカに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた6戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月8日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスミヤーンに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

2月22日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳T2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

3月16日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳T2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた11戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月19日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系3歳T2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシューティングから半馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系3歳T2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月25日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳戦の瀬戸内賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンアイスペシャルに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

7月4日、中2週で迎えた16戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた17戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のファンファンに3/4馬身の差をつけて4勝目を収める

8月22日、中3週で迎えた18戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中6週で迎えた19戦目は、報知中津特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、3歳オープンの姫山菊花賞（姫路ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月28日、中4週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。