キンコートウザイ（1995年生、母ナカトップカザン）
1995.03.16
キンコートウザイ（1995年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時19歳）と交配したナカトップカザンが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は池添 安雄。戦績は、地方41戦12勝2着13回。1998年のサマーカップ(アラ系4歳)に勝利した他、2000年の九州アラブ王冠賞(アラ系4歳以上)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
山下清厩舎（佐賀）へ入厩。
2歳（1997年）
7月13日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパースカールから1馬身差の2着に敗北した。
8月3日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月17日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月31日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノイグアスに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
3歳（1998年）
2月21日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケイショウロメオを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。
3月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヤマアキオーを3/4馬身振り切って勝利をモノにする
4月18日、中5週で迎えた9戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた10戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラストフォーモサを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
5月18日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。
6月1日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（11戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るバーニングスターを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。
6月29日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で山口勲騎手（12戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマアキオーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
7月13日、中1週で迎えた14戦目は、はす特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は14戦連続で山口勲騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラストフォーモサに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
7月25日、中1週で迎えた15戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で山口勲騎手（14戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユーホーワールドを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。
8月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳オープンのサマーカップ（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で山口勲騎手（15戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマアキオーに6馬身の差をつけて4勝目を手にした。
9月12日、中3週で迎えた17戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山口勲騎手（16戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシグナルビクトリーに4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。
9月26日、中1週で迎えた18戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で山口勲騎手（17戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スターオブワールドに半馬身交わされて2着に敗北した。
10月25日、中3週で迎えた19戦目は、3歳オープンのアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で山口勲騎手（18戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
11月14日、中2週で迎えた20戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は20戦連続で山口勲騎手（19戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリップスポイラーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて6勝目を手にした。
11月29日、中1週で迎えた21戦目は、佐賀場外オープン記念不知火賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で山口勲騎手（20戦6勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。
12月13日、中1週で迎えた22戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で山口勲騎手（21戦6勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
4歳（1999年）
1月3日、中2週で迎えた23戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で山口勲騎手（22戦6勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイショウロメオを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。
11月21日、約10か月半の休養明けで迎えた24戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は24戦連続で山口勲騎手（23戦7勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた25戦目は、佐賀銀盃（佐賀ダート2000m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は25戦連続で山口勲騎手（24戦7勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスマノハピネスを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って優勝
5歳（2000年）
1月10日、中4週で迎えた26戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は26戦連続で山口勲騎手（25戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマノハピネスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて9勝目を手にした。
1月30日、中2週で迎えた27戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は27戦連続で山口勲騎手（26戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシナノイーグルにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。
2月13日、中1週で迎えた28戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は28戦連続で山口勲騎手（27戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシナノイーグルに2馬身の差をつけて優勝
4月9日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は29戦連続で山口勲騎手（28戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスマノハピネスを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。
5月7日、中3週で迎えた30戦目は、九州アラブ王冠賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は30戦連続で山口勲騎手（29戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトチノグレイスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
6月4日、中3週で迎えた31戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は31戦連続で山口勲騎手（30戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビソウミラクルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
10月1日、約4か月の休養明けで迎えた32戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は32戦連続で山口勲騎手（31戦10勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた33戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は33戦連続で山口勲騎手（32戦10勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月5日、中2週で迎えた34戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は34戦連続で山口勲騎手（33戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビソウミラクルに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
12月10日、中4週で迎えた35戦目は、佐賀銀盃（佐賀ダート2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は35戦連続で山口勲騎手（34戦11勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6歳（2001年）
1月2日、中2週で迎えた36戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は36戦連続で山口勲騎手（35戦11勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングタイムリーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。
1月14日、中1週で迎えた37戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は37戦連続で山口勲騎手（36戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイショウロメオを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利数を12に伸ばす
2月3日、中2週で迎えた38戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は38戦連続で山口勲騎手（37戦12勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアトミックボンバーを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。
2月17日、中1週で迎えた39戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
7歳（2002年）
2月3日、約11か月半の休養明けで迎えた40戦目は、池田湖特設（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山口勲騎手（38戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。
2月18日、中1週で迎えた41戦目は、五ヶ瀬川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（39戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。