グレーシア（1987年生、母スイートナディア）

Gracia

1987.04.03

グレーシア（1987年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のエンペリー（当時14歳）と交配したスイートナディアが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

10月7日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたマルヨマラード決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアドミラルスキーにねじ伏せられてアタマ差の2着に甘んじた。

10月27日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアカツキラビットに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月17日、中2週で迎えた4戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。