エリモシャイニー（1999年生、母エリモシック）

エリモシャイニー（1999年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時14歳）と交配したエリモシックが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地8戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

12月9日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4歳（2003年）

1月21日、約13か月半の休み明けで迎えた2戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

1月31日、中0週で迎えた3戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイムヒロインを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

3月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

4月3日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスターヴィンテージに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月28日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた9戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

5歳（2004年）

3月6日、約7か月の休養明けで迎えた12戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の鞍ケ池特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた13戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

5月1日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。